既存の内装を解体撤去したあと（スケルトン状態）、建物の壁や柱の目視検査を行います。
躯体に問題があった場合は、別途第三者機関による非破壊検査も提案し、管理組合と協議のうえ、劣化防止対策を講じます。
内装で採用している下地パネルは一定の幅でモジュール化されており、家具の転倒防止対策などの金具が取り付けやすくなっています。
内装や左官材は、補修をし続けることで、末長くご使用いただける自然素材です。
また、床下の電気・水道・情報などの配線・配管を集約化し、点検と管理をしやすくします。
壁と床、天井の躯体六面に沿って下地パネルを施工する床天井先行工法ですので、部屋の間仕切り変更も可能になっています。
躯体六面にそって、天然の木質繊維を利用した断熱材「セルロースファイバー」を吹きつけます。
また、仕上材の独自開発した珪藻土は、調湿・吸臭効果が高く、エアコンの運転時間を短縮できます。
床はユニットシステム床下地を採用し、段差のないフラットな室内空間を実現します。
枠幅の安定した下地パネルは、身体能力の低下に伴う手摺りの設置がしやすい仕組みになっています。
仕上材のEM珪藻土は「国住指定4092号不燃材料」、断熱材のセルロースファイバーは「難燃3級 JIS-A9523」で、どちらも燃えにくい材質です。また、建材に使用されるオリジナルブランド「LOHAS material」は化学物質が含まれないため、火災時にも有毒なガスを発生しません。